A Happy NEW YEAR

ことばが動けば、すべてが動き出す

2024

from AI avater Maruoka

session
Illustration of a Tree

ことばの見える化

ことばのデザイン

Silhouette of City Buildings
Firm Pine Tree
Firm Pine Tree
Firm Pine Tree
Firm Pine Tree
Firm Pine Tree
Firm Pine Tree
Woman Walking with Headset Illustration
Family with Gifts Illustration
Lady Walking Clean Vector
Baseball Player Illustration

プロフィール

丸岡一志

Hitoshi Maruoka

対話を通じて、言葉としてうまく言い表せていない相手のビジネスのコピー表現を、もっとも言い表したことばのを見える化、発見していきベストコピーとして定着させます。

[EDU]渐变行业人物场景配图-Hello
Firm Pine Tree
Firm Pine Tree
Firm Pine Tree
Firm Pine Tree

目次

Table of Contents

01

ことばの見える化について

02

ことばのデザインについて

03

事例-01「想像力と期待」

04

事例-02「見逃しがちな違和感」

05

事例-03「ネーミング」

ことばの見える化について

見えているのは文字の姿、見えるようにするのはその心

Hand-drawn Woman Asking a Question
Silhouette of City Buildings

01

01

ことばの顔をみつける

ことばの見える化

について

ことばには、大きい、小さい、広い、狭い

深い、浅い、さまざまなスケールや響き、

はたまた時間を持っています。それらを

適切に紡ぎ、織りあげることによって、

かたちを伴うものになります。

見える化とは、そのように、ことばたちを

かたちにして見えるようにすることです。

この昆布、いったいどんな昆布?気になる方は最終ページへ

02

ことばのデザインについて

無表情なことばの顔に、表情をつくりだす

Hand-drawn Woman Observing
Silhouette of City Buildings

02

ことばの表情をつくる

ことばのデザイン

について

想いや考えが、かたちに結実し、見える化されたことばを伝わりやすく、わかってもらえるものとするために、他のことばとの強弱、響き、ハーモニーを調律する必要があります。それをことばのデザインと言っています。

Firm Pine Tree
Firm Pine Tree

03

ことばのデザイン事例-01

Family with Gifts Illustration

知らない人でも想像が働くように、期待が生まれるように

Silhouette of City Buildings

03

プラネタリアンだからこそ付けたネーミング

リアルプラネタリウム?

今ひとつ、ピンと来ません…


右のチラシは星空ナビゲーターである杉中さんが開催されたイベント案内。

浄土平という場所で満点の星空を楽しむ、

星空観察会なのか、星空解説をしてくれる

イベントらしいという事まではわかります。

ただ、肝である、杉中さんの斬新で魅力的な

実演内容について全く伝わっておらず、とても

もったいないと思いました。

03

リアルプラネタリウムではなく

何度も、ことばのデザインセッションを二人で重ねて着地したことばは以下のようなもの。

「星空のプレゼンテーション・天空のスクリーンによるシアター体験」。リアルプラネタリウムとは、本当の星空でプラネタリウムと同じ星空解説を実演するというもの。屋内ではなく屋外だからリアルと名付けていましたが、彼のそれは実際の星を強力なレーザー光線で指し示し、その星の名前や由来を無線で参加者に手元のラジオイヤホンで聞いていただくもの。だからBGMも流れ屋内と変わらないラジオDJクオリティ。

天空の星空をスクリーンにしてレーザポインタで解説するプレゼンスタイルと、音楽も流れる星空シアター的なエンタメ性を一連のネーミングにて表し、参加者の期待感も醸成できる、ことばのデザインです。

ことばのデザイン事例-02

見逃しそうなことばの違和感から始まることも

Hand-drawn Woman Examining Test Results
Silhouette of City Buildings

04

04

立地と環境が味をつくることを伝える

味噌と麹・目黒麹店

当初「味噌と麹」ということばが目黒さんのホームページのショルダーに付されていました。

そのリニューアル制作に携わったとき、初めて只見に足を運びました。

豪雪地帯らしく2月には高さ5mの雪の壁の間を通ってたどり着ける場所。そんな会津地方只見地区にある目黒麹店さんの味噌づくりと味をどう伝えるか。ヒアリングでひっかかることばがありました。それが突破口になりました。

Waterfalls in Nature
Low Angle Shot of Trees in the Forest

04

奥会津只見 目黒麹店となる

きれいよりも清らか

奥会津只見の自然が育む

国立公園の「尾瀬」を源流とする只見川のきれいでおいしい水、のきれいに違和感がありました。きれいは浄水機で都市部でも作れます。只見は奥会津の上流、その麓に流れる伏流水は、きれいというより、そもそもが清らかということ。

その土地だからこその水なのでした。

奥会津只見だからこその水、に気がつくと、次は豪雪地帯の只見という環境を活かした「雪蔵で低温熟成」という、1年をかけた天然醸造の事に目がいきます。水と雪という自然が目黒麹店さんの味噌の風味をゆっくり、じっくり育んでいたのでした。そこで恵まれた自然環境をアピールできる社名のショルダーとして奥会津只見を冠することになったのです。

ことばのデザイン事例-03

名が体を表すように、商品名をつくり体をつくる

Hand-drawn Woman with Findings
Silhouette of City Buildings

05

05

ネーミングとしてのことばのデザイン

昆布をレーザーカットし乾燥させたものオリジナルパッケージで販売したいというオーダー。色々な文字の形で提供するということでした。

大好きを伝える昆布

その中のひとつに「大好き♡」ということばのバージョンがありました。

大好きを言えなくて、モジモジしている女子的な。その彼女が想いを水で戻して伝える、そんな文字形昆布という珍しいタイプの商品だったので、これはどちらかというと商品ネーミングでしたが、商品コンセプトの見える化事例として掲載します。「モジモジ昆布・水で戻して、想いを贈る」商品名が擬人化された彼女の姿を、サブで商品の使い方が現され着地しました。

Thank you!

ありがとうございました